独自に大灯籠びな展示、巡行へ準備

祭り当日に向けて、「踊り子」の張り替え作業が続く

中野市の西町祭祀団は、大灯籠びなの巡行と展示に向けて、修復作業を進めている。作業は夜7時30分から開始。1日には祭祀団員の若手10人ほどが集まり、骨組みに障子紙を張り合わせていった。

春の訪れを告げる中野ひな市は、昨年は中止となり、今年は規模を縮小して中野陣屋・県庁記念館での特別展や土びなの抽選販売のみとなる。このため、祭祀団では地域に元気を届けたいとの思いと、伝統の継承を目的に、感染症対策を講じながら、例年とは違う方法で実施することを決めた。道路の許可申請を含めて準備を進めている。

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