山村の暮らし、文化を考える 高井地方史研究会

講演を聴く参加者

高井地方史研究会(湯本巌会長)は28日、定期総会と講演会を中野市中央公民館で開いた。

講演会では、中央学院大学教授で地域史料保全有志の会代表の白水智さんが「山村の生活文化体系を考える〜山村はいかに山村たりうるか〜」と題し、主に江戸時代の秋山郷について話した。歴史資料を参考に当時の生活環境などを推察。「山村は貧しいという先入観はあるが、調べてみると、水田が無い山村、秋山には秋山に合った衣食住があり、住民の健康状態は良く、平地とは違った働き方があることがわかった」と解説した。

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