team taku ＣＦで活動資金募る

プロ・スキージャンプチーム「 team taku」の竹内択さん（33・長野市）、中村優斗さん（22・太田大深）、永峯寿樹さん（23・木島平村大町）は23日、賛同者から広く資金を集めるクラウドファンディング「キャンプファイヤー」を通じて、２０２０年夏の活動資金１５０万円を募集している。

同チームは企業チームが主流の日本のスキージャンプ界で個人でも活動ができるようにと、昨年竹内さんが設立。４月に明治大学を卒業した中村さん、永峯さんが加入した。

22年に開かれる北京オリンピックで金メダルを獲得するため、昨年12月にクラウドファンディングで竹内さんのフィジカルとメンタルのトレーニング費用として必要な１３０万円を目標として募集をしたところ、予想を大幅に上回る３６１万６７６０円が集まった。今回は同チームのクラウドファンディング第２弾にあたる。

新型コロナウイルス感染拡大の影響で自宅での練習再開、また企業へのスポンサー獲得が困難な状況が続いている。コロナ禍の中、竹内さんもアスリートとしての意味を改めて考え、スキージャンプをエンターテインメントとしてとらえお客さんも楽しめる世界にしたい、との思いを固めた。このため東京や沖縄のビーチ沿い、アジア圏内にエンターテイメントとしてのスキージャンプを広める事を目標に掲げる。