バラの苗販売会 荒井バラ園

約300種、3000本のバラの苗から好みを選ぶ

荒井バラ園(中野市東山)は、23日から同園の圃場でバラの苗や切り花の販売会を開催している。

新型コロナウイルス感染拡大防止のため、今年の「信州なかのバラまつり」は中止。同イベントで販売する予定だったバラの苗約300種、3000本が並び、来場者は、自宅で開花が楽しめそうな苗を吟味し、購入していた。

代表の荒井健悟さんは「バラまつりの中止、一本木公園の閉鎖を受け、急きょ企画した。お客さんとバラについてゆっくり話せて良い」とバラの種類や栽培方法について相談に乗り、コミュニケーションをとる場面が目立った。

毎年バラまつりの期間中に一本木公園に訪れるという長野市在住の田中和子さんは「今年はバラまつりが中止で残念だが、販売会が開催されると聞いてうれしかった。品質の良い苗木が安く手に入れることができる」とお目当ての赤いバラの苗を選んでいた。

今回の販売会は、事前にホームページやラジオなどで告知され、23日は約50人が来場した。

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