小布施町長選 大宮氏出馬

小布施町企画財政課長の大宮透氏(35・林)が、任期満了に伴う小布施町長選挙(12月17日告示、22日投開票)に出馬する意向を固めた。20日、町職員を退職した。

10月初旬に記者会見を開いて正式に表明する。詳細は席上で語ることにしているが、大宮氏は本紙の取材に「自分でもこういう町にしていきたいとの思いがあった」とした。

大宮氏は山形市生まれ、高崎市育ち。東京大学大学院工学系研究科修了。2013年に小布施町に拠点を移し、官学連携の地域創造研究所の主任研究員としてまちづくりに関わった。2020年度に入庁し、総務課長を4年間、今年4月から企画財政課長。

町長選に向けて、現職1期目の任期満了を控える桜井昌季氏(59)は「熟慮しているところ」として進退の意思を明らかにしていない。