小布施安市に1.4万人

だるまのサイズや価格について交渉する店主と来場者

松本の飴市、上田の八日堂縁日に並ぶ県内三大市のひとつ「小布施の安市」が14、15日の2日間、皇大神宮境内と町商工会館周辺で開かれた。

町商工会によると、期間中の人出は約1万4000人で、前年の約2万7000人と比較しておよそ半減。だるまなどの縁起物を販売する露天も昨年は80店が軒を連ねたが、今年は30店と6割弱減った。飲食物を販売する露天の姿はなく、だるまを販売する複数の事業者をひとつの露天に集約するなどし、会場全体や来場者の〝密〞を回避した。

「上州だるま」を販売する事業者は「小布施の安市とは思えない人の少なさ」と改めて新型コロナウイルスの影響の大きさを強調した。

コメントを残す