複業人材セミナー　ＩＴで業務効率化

志賀高原のhiroen日本で一番星に近いコワーキングスペースと（一社）ワークデザインラボは９日、「複業人材セミナー」と題し、中野市内でディスカッション形式のセミナーを開いた。

講師の石川貴志さんは、サラリーマンでありながら「社会人の越境による成長」を理念におき、首都圏で様々な職業を持つ人材が集まるワークデザインラボの代表理事を務めている。同社パートナーの伊藤俊徳さんもサポートとして参加。石川さんは冒頭で「ＩＴツールの発展により、企業には業務効率化のチャンス」と話し、中小企業庁などが始めた「フリーランスや兼業・副業人材が活躍するデジタル化応援隊事業を活用していくべき」と説明した。伊藤さんは「昨今、大手企業でも副業を解禁する動きが目立っている。様々な能力を持つ人材が集まるコミュニティが作られることで、企業の問題解決に対し、様々な角度から対応できる」と付け添えた。