ONSEN・ガストロノミーウォーキングinスノーモンキータウン・湯田中渋温泉郷

「めぐる・たべる・つかる」をテーマに、山ノ内町を散策しながら地域の食を楽しむイベント「ONSEN・ガストロノミーウォーキングinスノーモンキータウン・湯田中渋温泉郷」が21日、町内約7・4㌔のコースで開催された。

町文化センターを発着点とし、地元の食材を使ったメニューが楽しめる7カ所のポイントを設置。同町ではおなじみの雪白米のおにぎりやリンゴで育った信州牛のハンバーグなどの食べ物や地酒の縁喜や志賀高原ビール、リンゴジュースなどの飲み物が振る舞われた。

チェックポイントのひとつとなった佐野神社では、「信州の観光と商品開発」の授業を選択する中野立志館高校生が考案した「ほくほくおやき」が参加者に。北信州みゆきねぎと北信州みゆきポークを具材に使ったおやきで「豚肉のコクを感じる」「ジューシーでおいしい」などの声が聞かれた。

同生はボランティアとしても参加し、3年生の土屋祐太さんは「町の人や遠くから来た参加者と話したり、交流したりするのが楽しい」。県内外から134人が参加し、歩きながら同町に根ざした食や文化、自然に触れた。