コロナ禍前のにぎわい取り戻す

年末年始の観光地は、新型コロナウイルス禍以前のにぎわいを取り戻したような、国内外大勢の観光客でごったがえした。

湯田中駅に到着した特急列車からは、午前中からほぼ満員の乗客が大きな荷物を持ってどっと降り立った。欧米系のほか、見た目だけでは外国人と分かりづらいアジア系の観光客も多く、改札を抜けると温泉街に向かって歩き出す人、発車待ちの定期バスに乗り込む人など、中でもスノーモンキーパーク行きの定期バスは特に混雑。タクシー乗り場も込み合い、戻ってくる車両待ちの状況が続いた。

野沢温泉村の年末年始の入り込みは、行動制限がないこともあり、12月29日〜1月3日まで宿の予約が取れないほどの盛況だった。

野沢温泉観光協会では、配宿あっせんに関して、宿泊のキャンセルもあるが予約の問い合わせもあるとして途切れることなく満室となっている状況であると明かした。