雪室の活用考える

雪室野菜を使った料理(左)の試食会で交流する参加者

 雪エネルギー活用野菜等試食検討会が25日、飯山市役所で開かれた。同市では市内の施設で農産物や地酒などを雪室に貯蔵し、特産品化を進めようとしていて、雪室貯蔵と雪下野菜の可能性について関係者が意見を交わした。
 会議では、市が雪室の設置と活用の状況について説明したほか、JAながのの職員や生産農家が雪を活用した野菜の販売について説明。雪室野菜ではネギと紅芯大根、信州の伝統野菜でもある常盤牛蒡と坂井芋、リンゴの「サンふじ」、雪下野菜ではネギとスノーキャロットについて、雪室の活用法や有利販売の可能性などについてアイデアを出し合った。
 農家からは雪室の設置と維持は費用対効果から民間では難しく、行政がどこまでその気になってやってくれるのかを問う声や高値販売に向けて販路を開拓できるよう予算措置を要望する声があった一方で、販売に詳しい専門家が軸になって進めるべきとの意見もあった。また市場に販路を求めるのではなく、まずは地元の民宿や飲食店で提供できる体制を整えてはどうかという意見もあった。
 会議終了後には庁舎内の食堂「ふじ味」で雪室野菜と雪下野菜を使った料理の試食会もあり、紅芯大根やスノーキャロットのサラダ、坂井芋のデザート、常盤牛蒡を使った柳川風鍋など素材を生かした料理を味わった。