高校生らが雪かきボランティア

高校生も高齢者宅の雪かきに汗

 中野市社会福祉協議会はこのほど、地域ボランティア実践塾の一環で、高校生や大学生、一般に参加を呼びかけ、1泊2日の日程で雪かきボランティアと避難所体験会を開催した。
 雪かきは今年も豊田地域の梨久保で、地元の役員らと協力して高齢者世帯で実施。雪かきボランティア講座として実際に現地で人助けを兼ねて7年目を迎える。
 参加者は、雪の量に驚きながらもスコップやスノーダンプを使って額に汗して作業。雪かきをしてもらった高齢の女性から「ありがとうございます」とお礼の言葉に、疲れも忘れて充実感を漂わせていた。
 避難所体験は、実際に指定避難所になっている西条の社会福祉協議会建物で実施。日本赤十字社長野支部から講師派遣を受け、災害に役立つ基礎知識や、お風呂に入れない際のホットタオルの作り方、この時期は特に注意が必要なウィルス対策をはじめ、限られた持ち物をどのように活用したらいいのか理解を深めた。
 宿泊は、作成したダンボールベッドや簡易テントで就寝。こうした経験から、自分の地域の避難所にはどのような資材が必要か、どのように運営すればいいのかを考えたほか、炊き出し、備蓄品で作るアレンジ料理の『ビチクッキング』に挑戦した。
 市内からの参加者は「災害に備えた知識を楽しく深めることができたし、いろんな人とコミュニケーションがとれたのも良かった」と話した。
 中野立志館高校からは先生1人を含め9人が雪かきに参加。「自分も雪の多い所に住んでいるが、こんなにあるとは」と驚くと同時に、「これでは住んでいる人は大変」と感じたようで、「人のためになることができてよかった」との感想も聞かれた。